限界日記

キモオタの黒歴史晒し場

【第8世代振り返り】俺とポケットモンスター ソード・シールド

皆さんこんにちは、ゆきめです。

最近やっと新しい生活サイクルに慣れてきたので約1か月振りの更新になります。

 

遂にポケモンの完全新作ポケットモンスター スカーレット・ヴァイオレット」の発売が明日に迫ってきました。そこで今回は、ポケットモンスター ソード・シールドから始まった第8世代の個人的な振り返りをしたいと思います。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

1.発売~2020年2月

2019年11月15日、「ポケットモンスター ソード・シールド」の発売日です。この時の筆者ですがアローラ地方で戦闘狂をやっていました。

周りの皆が剣盾で盛り上がっている中、ただ一人USUMでレートをやっていた俺。当時から協調性のなさがよくわかりますね。だから話せる知り合い減る一方なんだよ。

 

 

そんなこんなで発売から1週間程経ってからやっとスイッチと剣盾を購入し始めた筆者。パパっと殿堂入りし(ストーリーも結構よかった)、対戦のために育成環境をつくり、ランクマッチに殴り込みへ。の前にやったことは...

 

 

服を全部買い揃えます。

せっかくランクマの時主人公が前作より映る場面が多いなら服装凝るしかないよなあ! というかんじでそのために服を全部買いました。え?これいいなって思ったやつだけ買えばいい?うるせえこまけえこたあいいんだよ。いちいち福屋に行って確認するのもメンドくさいしね。

そんなこんなで筆者の最初の剣盾ファッションがこれ

 

 

イメージとしては「もうすぐで冬になるくらいのパーカーを着てるJK」ですね。どう見ても中学生だけど。結局この服装はDLCが来てファッションアイテムが増えるまで変わることはほぼなかったです。

 

 

やっとこれから対戦の話になります。筆者は基本対戦勢なので、この記事も対戦関係が多くを占めることになります。とは言っても特に結果を出したわけではないのですが。

 

さて、剣盾初のパーティを組むにあたって、最初期にはドラパルトミミッキュギャラドス「剣盾3種の神器」と呼ばれるものがあったので、この3体を中心にパーティを組み始めました。そうしてできたパーティがこれ。

三種の神器に加え、ダイホロウの崩しか強いという評判からノーマルタイプの受けとしてカビゴン、USUMで少し使ってて、メガシンカやZ技の削除でターンが稼ぎやすそうと思ったのでオニゴーリ、最後にフェアリーの一貫を切れて、特殊アタッカーが欲しかったのでリザードンを入れて完成しました。これでランクマをやっていたのですが、ハイパーボール級直前で空前絶後バンギラスブームが来たことによってパーティの見直しが余儀なくされました。カビゴンはよくやってくれたよ...

 

そんなわけでパーティを改造し、初マスターボール級に到達したパーティがこちら。

ローブの持ち物持たせ忘れてる. . .

重かったバンギに圧倒的有利のローブシン、後出しがきくアーマーガア、最後にアーマーガアと相性補完がいいランターン。初期特有の急速に開拓が進む中、流行り始めたバンギラスサザンドラトゲキッスもちゃんと見ることができるパーティになりました。今見てもいいパーティだなあこれ。

 

 

2.2022年3~6月

この時期から世界ではコロナウイルスが流行り始め、家で過ごさざるを得なくなりました。特に4月は学校側の対応が遅れ、始まりが5月からになったので、滅茶苦茶時間ができました。そんな筆者が初めて挑戦したのが国際孵化による色違い厳選です。

基本的にはお気に入りのポケモンの中からカラーリングが好きなポケモンを厳選しました。

 

 

本当に好きなポケモンしかやっていないので数は多くないが、それでも結構な時間と体力を使ったので準伝説の色厳選やってる人の気持ちが100万分の一くらい分かった気がします。


因みに過酷な厳選の結果、ずぶとい理想個体ヨーギラスと控えめ理想個体アシマリが2ボックスいるので誰か里親になってあげてください。

 

少し前の2月、この時期にも大きな転機がありました。ポケモンHOMEの解禁です。これによって一部ポケモン隠れ特性や、一部ポケモンが解禁されることになりました。

 

 

 

というわけでうちの相棒兼嫁がガラルに来てくれました。ここから筆者は3月にきたるアシレーヌのレート解禁に向けていろいろなパーティを模索していきました。

 

そして完成した個人的アシレーヌ入りの結論がこちら


アシレーヌが対面してキツイポケモンの対策を広く浅く採用する形でパーティを作っていきました。特にパッチラゴンはこの環境末期に使用可能になったリベロエースバーンにも殴り勝てるので、鎧の孤島が来るまでずっと使い続けたパーティになりました。

 

 

 

 

3.7月~10月

6月に「鎧の孤島」が配信開始され、翌月から新要素が対戦で使える、環境の変化をワクワクしていたハズの筆者なのですが...何故か当時の画像などの資料、パーティのスクショなどが全くなく、完全に筆者の記憶だけになっています。

 

まず第一に、この環境筆者は死ぬほど勝てなくてメッチャへらってたのを覚えています。あまりにもヘラりすぎて何故か「どうぶつタワーバトル」のレート戦のスクショがありました。ランクマでヘラってんのにレート戦やってるのまあまあ意味わからん。

使ってたパーティの話ですが、いちげきウーラオスと耐久に厚くしたゴリランダーがいたのは覚えてるんですがそれ以外が全くわからない、トゲキッスに半壊させられそうな並びですね。

 

どうやらこの時期は遊戯王とFG〇をやっていたらしいです。マジで記憶がねえ...

 

 

 

4.11~12月

10月半ばに最後のDLCである「冠の雪原」が配信開始。準伝説や600族が全員解禁され対戦環境は魔境になると予想されていたが、当時の筆者は...

         ※別のアカウントでのつぶやきなので念のため名前等は隠しました

嘘見たいだろ...こいつ、数か月前ヘラってたんだぜ?

メッッッッチャ楽しみにしてました。ランドやレヒレなどのスペックお化けが来てスペックがまた1段階上がるポケモンバトル...楽しみ以外ないじゃんそれ。因みにこの時点だとUBが入国できるかわかってなかったので下手したらボックスの半数が虚無になるところでしたね。

 

さて、そんな筆者が大怪獣決戦の場に持ち込んだパーティがこちら

 

 

いや準伝2体しかおらんのかーい

なんなら霊ボルトのところも最初はトゲキッスだったからね。上3体は筆者が6世代をやってた頃から使ってる並びなのだが、実はこのパーティ、この段階ではまだ未完成で、最後にハッサムメガシンカして完成です。(叶わぬ願い)

一応このパーティでマスターボール級までは行けたのですが、それ以降の戦績が芳しくなく、特に今では最強ポケモンと名高いサンダーにマジで勝てなくて、パーティを大幅に変えることになりました。そうしてできたパーティがこちら。

 

結局準伝は増えてないんですね...

それどころか合計種族値は微妙に下がってます。いやなんでや。

元々このパーティはサンダーの研究のために自分で使ってみよう、という考えから作ったパーティなのですが、サンダーが強すぎて、結果的にこのパーティが一番使いやすいという結論になりました。因みに相手のサンダーはDに厚くしたカバルドンをクッションにするか、サンダーミラーで何とかすることで見ていました。

余談ですが、実はアシレーヌのところは最初レヒレだったのですが、しっくり来なくてヤケクソでアシレーヌに変えたら勝率が上がってしまったのでそのまま確定させました。これ最早呪いだろ

 

 

 

 

5.2021年

2021年の2月から、ランクマのルールが伝説のポケモンが1体だけ使える竜王戦ルールになりました。ここから竜王戦中心の2021年のランクマが始まりました。ゆうて筆者がちゃんとやったシーズンは多くはないですが。

結構いろいろな伝説を使ってみて、たどり着いたパーティがこちら

 

 

個人的な使いやすさやザシアンの上から行動できる点からこくばバドレックスを使ってました。スカーフを持たせたのでダイジェットを打った相手への切り替えしや、スカーフメタモンにもワンチャンあるので長い間型を変えずとも活躍してくれました。やっぱり素早さは正義。(因みにメタモン相手にチンパン同速勝負仕掛けた時はほぼ負けてます。)

 

 

2021年は剣盾以外にもBDSPが発売しました。筆者はバグとは無縁で楽しんでましたね。

4世代までのポケモンが全員使えるということでキノガッサグライオンが使えるかもしれないということを発売前に嬉々として話したら知り合いに白い目で見られましたね...

 

実際受けルは作った。

 

コンテストが久々に復活したのでリボンコンプしてみたり結構隅々まで楽しみ尽くしたBDSPでした。

 

 

6.2022年

2022年の初っ端から話題作であるポケモンLEGENDSアルセウスが発売されました。あまりやりこんではいないが、ストーリーを一通りクリアし、ウォロを倒すまではしましたが、11月現在アルセウスはまだ捕獲できていません。本当はこんなの書かずに図鑑埋めした方がいいのかもしれない

 

 

この年からランクマのルールは伝説2体ルール、ダブルのGSルールにあたるルールになりました。正直筆者はこの時点では完全に世紀末になったと思い、実際シングルのランクマをやるのはかなり後になります。これ本当の原因マスターデュエルやってたからなんだけどね

代わりに最初はダブルバトルを結構遊んでました。一応7世代の時にGSルールをちゃんとやっていた時期があったので懐かしい気持ちになりながら遊んでました。

 

さて、ルール変更から半年ほどたった7月、やっと重い腰をあげてランクマを始めます。この時期に参加した自主大会でぼろ負けしたのが相当響きましたね。

そんな感じでモチベが上がった筆者が使ってたパーティがこちら

 

 

ついに見るからに強そうな並びが出て来ましたね。このルールでもいろんな伝説の組み合わせを試したのですが、メタモンにビビッてザシアンが出せないという時にも伝説が選出できるので、恐れずザシアンを採用できました。ただ、ザシアンを入れたことで相手のザシアンは取り巻きで削ってザシアンで倒す、というルートをとるので結果的に竜王戦のパーティよりザシアンが重めになりました。

ただ、このパーティができたおかげで久々にポケモンの楽しさを思い出すことができました。使った期間は短いですがそういう意味で思い入れのあるパーティになりました。

 

 

 

7.最後に

筆者にとってのポケモンはやっぱり対戦が中心です。今回書ききれなかった中にはインターネット大会、仲間大会といった普段使わないポケモンを使う機会も多くありました。筆者は対戦で使っていく中でポケモンに愛着をもつことが多く、この3年間でまた多くのポケモンを好きになりました。

 

そんな酸いも甘いも味わった(大体酸い)3年間を通して個人的MVPポケモンを決めようと思います。

 

 

 

 

ドラパアアアアアアアアアアああああああああ!!!!!!!!!!!!やっぱりお前だああああああああああ!!!!!!!パルデアでもよろしく!!!!!

 

 

 

真面目にこいつについてお話すると、ドラパルトは剣盾初期からお世話になってるし、アシレーヌが来てからも彼(仮)にはサポートや裏エースとして頑張ってもらってました。

おそらくなのですが、もう6年前の御三家ということでSVではアシレーヌは内定しないと思っています。そうなると彼には次の三年間にもお世話になると思われます。彼がパルデアでどんな活躍をしてくれるか、具体的に言うとどんな物理ゴースト技を覚えてくれるのか、今から楽しみですね。

ついでにさあ、ドラパルト君、アローラにも来てくれない?

 

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。これで俺たちのガラル地方での旅は一区切りとなります。この3年間で対戦以外にもいろいろなことがありました。ガラルで一番好きなポケモンのぬいぐるみが出たり、参加者100人規模のでっかいイベントに参加したり、仲いいやつがポケモン引退したり...

そんな思い出を全て背負って俺はパルデア地方に行こうと思います。

 

 

 

 

 

ありがとう、ゲームフリーク

 

 

 

ありがとう、ガラル地方

 

 

 

 

さようなら、ポケットモンスター ソードシールド

 

 

 

 

 

相棒と一番好きな景色で

 

デュエマ初心者が思った「零誕」感想

皆さんお久しぶりです、ゆきめです。家のWi-Fiが壊れたことなどで以前の記事から少し間が空いてしまいました。なんとかしろ遊作。

 

 

さて、Twitterでは話しましたが、筆者は先日デュエルマスターズを復帰しまして、7,8年ぶりにデュエマのカードに触れることになりました。そこで購入したのがスタートデッキの「邪神・フロム・アビス」とクロニクルデッキの「零誕」です。(ちなみにドルマゲドンの方にしなかったのは単純にアマゾンでそっちの方が安かったからです。)

特に「零誕」は無改造でも十分戦えるということで今まで無改造で一人回しや友人と対戦をしていたのですが、今回はこれまでやってきた感想やそれに伴って自分なりの改造案について話していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良いと思った点

1.コンセプトが分かりやすい

このデッキのコンセプトカードである《零龍》はゲーム開始時点「零無」の状態で盤面に置いてある。

 


筆者が今までやってきたカードゲームは開始時点で盤面に公開情報となるカードが無い物だったので、一目見ただけでコンセプトカードが分かるというのは、プレイしてて目指すべき地点を決めてくれるので、どんなカードを使えばいいか、がハッキリします。特に《闇王ゼーロ》は全ての儀の達成に大きく貢献してくれるカードで、零龍卍誕のために目指す分かりやすい地点になってくれています。

 

 

 

2.サブプランも取れる

《闇王ゼーロ》を唱えて《龍月ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》を出すのがこのデッキのデザイナーズコンボなのだが、たとえ《闇王ゼーロ》が引けなくても、《龍月ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》呪文面を唱えて手札交換をした後に「ムゲンクライム」で上面のドラグ・スザークを出して、GR召喚4回の横展開が可能となっている。

 

 

さらに《闇王ゼーロ》で出す候補かつ、自身の効果でコスト軽減ができ、出た時セルフハンデスを行う《龍頭星雲人/零誕祭》も強力なカードで、《闇王ゼーロ》を引くまでの時間稼ぎ、何なら殴るときもハンデスするのでそのまま殴り勝つことも十分あり得る。

てかこのカードシンプルに強い。呪文面はトリガー付いてるのを含め単体スペックおかしいと思った1枚である。

 

 

これら2枚、さらにGRクリーチャーも含めれば零龍卍誕できなくても勝つことができるのは現実的だろう。

 

 

 

気になった点

ここまでデッキを回してて良いと思った点について話したが、ここからは気になった点、改善の余地があると思った点について触れていく。ただエアプしてるだけの可能性もあるのでどうか温かい目で見守ってください。

1.手札が足りなくなる

すごい当たり前のことを言うが、手札からクリーチャーを召喚すると手札が減る。本当に当たり前のことを言っているが具体的に何が問題なのか実際の動きを使って説明する。

 

自分が先攻、相手は零龍無しの初期手札5枚の想定。

先攻1ターン目:マナチャージして番終了。手札枚数は4枚

先攻2ターン目:ドロー、マナチャージしてアツト、ドゥゲンダ、ノロン⤴いずれかを召喚、手札交換を行いザロスト、ビックリ―ノ、ターボ兆等の自己蘇生できるカードを墓地へ送って番終了。ビックリーノはこの時点で蘇生。手札枚数は3枚。

ここまでは確定の動き。ここから2体墓地からクリーチャーを蘇生出来て、手札に《闇王ゼーロ》があれば、3ターン目にマナチャージせずに《闇王ゼーロ》宣言からの零龍卍誕まで行けるのだが、ない場合はマナチャージして手札交換を駆使してコンボパーツを探しに行くのだが、実はこのデッキ、盤面と手札が同時に増えるカードは《闇参謀グラン・ギニョール》を墓地から「ムゲンクライム」で出すしかなく、使っても手札枚数が変わらないカードは《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》だけで、手札交換するクリーチャーは出すと手札枚数が減ってしまう。これでは《闇王ゼーロ》をノーコストで唱えるためのコストが足りなくなる。《破壊の儀》の墓地回収も使うためにはこのデッキだと《闇王ゼーロ》前提で、ドゥポイズは自分の頭数を減らしてしまうので結局コストとするカードを消してしまっている。

つまりは手札から出しても手札が減らないクリーチャーが欲しいと思う場面が多かったのだ。

 

 

2.GRクリーチャーが嚙み合ってない

このデッキは《龍月ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》といった序盤からGR召喚ができて、終盤には大量にGRクリーチャーを展開できるカードがあるのだが、一部のGRクリーチャーはデッキの動きに寄与しない、と感じた場面があった。例えば序盤に上記の龍・獄・殺を唱えた時。ここで闇のGRクリーチャーが捲れれば、《闇王ゼーロ》のコストにできるのだが、ここで《ロッキーロック》が捲れると、打点以外の仕事がないのである。

《闇王ゼーロ》を唱えて墓地からドラグ・スザークを出した時、打点になってくれるクリーチャーも悪くはないが、SAが無いので、一旦相手に番を渡す場面が多い。それなら出た時能力があるGRクリーチャーでアドバンテージを広げていった方がいいのではないか、と感じた。

とはいえ、筆者はGRに関しては本当に無知なのでここに関しては是非有識者の意見を聞きたいとこれである。

 

余談だがこの部分の執筆に必要だと感じ水と闇のメジャーなGRクリーチャーを粗方見たのだが「マナドライブ」って再序盤だと使えないようにちゃんと調整されてるんですね。平均2コストで出てくるって聞いてたので2ターン目に2ドローとかピーピングハンデス飛んでくることはなくてちょっと安心しました。中盤以降やばそうだけど。

 

 

3.《闇王ゼーロ》から出すカードがない

このデッキの《闇王ゼーロ》から出すカードの候補として《龍月ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》と《龍頭星雲人/零誕祭》がある。上記の通り強力なカードであるが、ドラグ・スザークは出てくるGRクリーチャー含めて相手の動きを制限することができるわけではない。龍頭星雲人は相手の選択肢を狭めることができるカードだが、セルフハンデスなのもあり、手札を多く抱えてる相手に対してはあまりダメージを与えられない。零龍も全体処理はできるが相手を拘束する効果は何一つ持ってない。

零龍は自分の番の終わりに卍誕するので勝つまでに必ず相手に番を渡さなくてはならない。このデッキはその相手の番に比較的自由に動かれてしまうのだ。せっかく闇のクリーチャーをなんでも踏み倒すカードを使っているのだから出した時点でほぼ勝ちのカードを出したいと感じた。

 

 

これまでを踏まえた改造案

さて、ここまでを踏まえたうえで求めているものは3つ

①手札が減らない初動のクリーチャー

②より噛み合いのあるGRクリーチャー

《闇王ゼーロ》から出す切り札

この3つである。

まず①についてだが、2コストだとシールド回収系のクリーチャーしかいなく、デッキを掘っていけるカードはいなかった。

そこで3コストを見てみると、そこには令和の化け物がうじゃうじゃといるのだ。そこで筆者が目を付けたのはもちろんあの最強カード。未来から来た初動《天災デドダム》である。

 

 

追加で自然文明が必要になるが、山上三枚からピンポイントで欲しいカードを手札に持ってこれるのは流石に便利すぎ。改造案の1つとして入れない理由がない。

 

さらにデドダムとの相性や自然文明の枚数を考えると《Disジルコン》も採用候補に挙がる。こちらは墓地から出せば手札が1枚増える上にブロッカー持ちなので赤単といったビート系の受けにもささやかながらなってくれる。

 

これで①は解決として次は②なのだが、調べた結果イマイチ噛み合っているGRクリーチャーがいない。とりあえず1枚しか入ってないザガーンGRとトムライ丙は2枚に増やしてよさそうである。

闇のGRクリーチャーといえば《カット丙‐二式》なのだが、このデッキだと「マナドライブ」の達成が難しく、達成圏内だと思われる4までの「マナドライブ」は《ソゲキ丙‐一式》が最も強そうだが、セルフハンデスという不安要素もある。

 

 

または、デッキに自然文明を入れたので、《クリスマⅢ》を入れるのも考えられる。これでマナが伸びる前提ならカット丙の「マナドライブ」も使える可能性がある。

 

 

筆者の2,3時間の知識ではここまでが限界なので優しい人は俺にGRの基本を教えてください。

 

 

最後に③なのだが、先日のGPでは、《知識の破壊者デストルツィオーネ》を入れた水闇ゼーロが上位にいたらしい。じゃあそれでいいじゃん!完!

 

......とはならない。いや、別になってもいいんだけど。

せっかく自然を入れたんだから序盤に引いたら色マナとして扱える多色にすればデストルツィオーネとも差別化ができるのではないか。そう思い筆者は探した。そして見つけたのだ。デドダムカラーで、場にいれば相手の動きを制限できる。

 

そう、《THE邪悪 寄成ギョウ》である。

 

 

相手の盤面処理して出た時能力封じたら流石にゲームエンドまで行けるやろ。

 

よし、これで改造の方向性は決まったな!

 

じゃ、俺色配分とかどうすればいいかわかんねえから実際のレシピは誰かに任せた!

(本当に改造後のレシピ考えた方いたら教えてくださいお願いします)

 

 

おわりに

ここまで見ていただいてありがとうございました。最初にお話しした通り、筆者はデュエマは7,8年振りであり、その時も競技的なプレイヤーではなかったので、支離滅裂なこと書いてるかもしれません。

そんなでも現状楽しめているので、復帰してよかったな、と思っているのが現状です。今は周りに相手してくれる人がちょっと少ないのでいろいろな人とやったり、イベントっぽいものに参加してみたいなー、てのが今後の展望ですね。

 

あと今はアビスロイヤルと赤単我我我を組もうとしてるので、この2つを含め興味があるデッキがたくさんあるのでいろいろ触ってみたいですね。

ちなみに筆者はガン受け陰キャデッキやループデッキウェルカムなので誰か面白いデッキ知ってたら教えてください。(知り合いに令和に《ベイBジャック》を進めてくる変な人もいますが...)

 

今回はここまでにします。実質初心者なのでTwitter等で色々教えてくださると泣いて喜びますのでどうかよろしくお願いいたします。

ここまで見ていただきありがとうございました。

 

最終目標は青単スコーラーです。

【今年は申年!】Pokemon GO Fest 2022 Sapporo 実地レポート

皆さん、お久しぶりです。ゆきめです。最近は試験で忙しかったり、試験が終わったと思いきや家のWi-Fiの終端装置が壊れたり、両親に連れられて旅行の足になったりでPCに触れなかったのですが、やっと時間ができたので、こうして記事を書いています。

 

さて、筆者は8月5~7日に札幌市内、中島公園で行われた「Pokemon GO Fest 2022 Sapporo」に参加してきました。Pokemon GOのリアルイベントに参加したのは3年ぶりだったのですが、今回はその模様をお話していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加のきっかけ

5月頃...

 

友達A「ポケGOフェス行かん?」

 

筆者「いいっすよ」

 

A「当日試験大丈夫か?」

 

俺「まぁなんとかなるでしょww」

 

数か月後...

 

A「試験日程出た?」

 

俺「あー、まだ見てないわ。確認しよ」

 

俺「シケンニッテイカクニンチュウ...」

 

俺「当日試験無し!!! 神☆回☆避!!

 

こんな会話があった(頭悪そう)

 

今回は会場が札幌市内であった。正直一人だったらわざわざこのために札幌に行くなんてしないのだが、誘われた、しかも札幌まで車出してくれるとなったら流石に行く気にもなった。

 

そんなこんなで筆者とAの共通の知人であるBとCの4人で1泊2日(予定)の札幌旅行に行くことになったのであった。

 

 

 

1.Pokemon GO Fest 前日の部

前日の8月4日、筆者たちは5日のチケットを買っていたのでこの日札幌入りする日なのだが、筆者は試験を受けていた。

そりゃあ試験期間真っ只中だったので当然試験があるのである。結果は、まぁ、お察しください。

 

試験が終わった4時ごろ、筆者達はやっと札幌へ向けて出発したのであった。車内で流れるアニソンやサカナクションの曲を聞き流しながら車に揺られること約4時間、札幌に到着し、ホテルのチェックインも済ませ、夕食を居酒屋で済ませた筆者達はホテルへの帰り道でなんとなくで「中島公園通らん?」となった筆者たち。ちょっとした寄り道のつもりだったのだが入ってみると

 

 

 

 

 

 

ん...?

 

 

 

 

 

 

 

 

え?

 

 

 

 

 

 

 

え、すご

 

 

 

つまりは筆者たちは当日見るはずだった公園内の展示を一部フラゲしてしまったのである。

ただ、このチラ見は今回のフェスがデッカいお祭りであることを再認識させ、筆者たちのモチベをあげてくれたのである。

 

 

2.Pokemon GO Fest 午前の部

ついにPokemon GO Fest当日である。ここで軽く今回のFestの概要を説明すると、午前中(8~13時半)は札幌市内、午後(14時半~20時)は中島公園の中でイベントのポケモンが出現し、札幌市内ではデンジュモクスペシャルリサーチ、中島公園ではシェイミ(スカイフォルム)のスペシャルリサーチが受け取れるようになっている。

1日通して得られるボーナスとして特別なポケモンの出現色違い確率のアップそして今回が初実装となる色違いポケモンなどがある。今回の我々の目当てとしてはやはり実装された色違い、そして海外限定のポケモンなのだがこの条件を両方満たすポケモンが2種類いる。その2体とは...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウッキイイイイイイ!!!今年は申年イイイ!!!!

 

 

 

 

 

そう、何故かポケモンGOではそれぞれ地域限定となり引き離されてしまった三猿の「バオップ」と「ヒヤップ」である。(ちなみにヤナップは今回のイベントにて色違い実装ではあるが、日本で普通に出るのでイベントが終わってもワンチャン何とかなる。)

 

というわけで猿共に必死な今イベントなのであるが、「ぶっちゃけ5時間半もあれば色違い出るんじゃね?」と思っていた筆者たち。中島公園は午後からなのもあり、午前はゆっくりはじめて午後から本気出そうということになり、出発をホテルのチェックアウトの時間である11時にしたのである。この選択が大きな間違いであったと気づくのは少し先のお話...

 

 

 

そういうわけで筆者たち一行は朝11時にホテルを出て札幌市内に繰り出したわけだが、地下道をしばらく歩いているとある物を発見した。

 

 

 

 

 

これまでの周年記念のイラストが展示されていたのだ。ポケモンGOはこのイベントの2週間ほど前に6周年を迎えた。筆者はモチベの波はあれど、サービス開始からやっていたので感慨深いものがあった。

そんな気分で展示してあるイラストを写真に収めながら周囲のポケモンを捕獲していた時、とあるものをゲーム内に発見する。

 

 

これは当日中島公園内で配っていたパンフレットに載っていたのだが、Fest当日はこのような歴代ロード画面のイラストを使ったポケストップが立っており、札幌市内に合計18個あったのだ。今のポケモンGOは現在ポケストップで貰えるギフトをポストカードブックというアイテムに残して置ける。



 

これによってプレイヤーが言ったことがあるポケストップを記録することができるのだが、これでやっと午前中のやることが見えてきたのだが、ここでやっと筆者たちはミスに気付く。

 

俺ら「時間が足りん。」

 

上の写真を見てもらえばわかるのだが最初のストップを見つけた時点で12時を過ぎている。午前の部は13時半までなのであと1時間半の間にあと17個回らなければならなかった。いや無理なんよ。札幌市内を電車を使って移動しなければならない位置にあるストップを1時間半で回るのは物理的に不可能であるのは明らかであったので、2時から始まる午後の部の最初の1時間くらいは中島公園で遊ぶのを諦め、その時間で札幌市内のストップを回ることにしたのだがここで筆者たちはNianticの本気を知る。

 

13時半、午前の部が終わるギリギリ、たどり着いたポケストップを回そうとしたのだが、何故か反応しない。仕方なく友人がポケモンGOを再起動してみたのだが

 

A「ポケストップが...消えてる...」

 

 

 

嘘だろ、ナイアン....休憩時間だからってポケストップ消すのかよ...

 

 

このような形で(不本意な形で)休憩をはさんだ筆者達。14時半に再びポケモンGOを確認すると、消えたポケストップが出現していない。そう、やっと筆者たちは気づいたのだ。

「この時間は中島公園でやれ。」というナイアンからのメッセージに。

 

こうして限定のポケストップ巡りが夢半ばで潰えた筆者たちは中島公園へ向かうのであった。

ちなみにこの時点ではまだデンジュモク捕獲は終えていなかった。

 

 

3.Pokemon GO Fest 午後の部

気を取り直して中島公園に到着した筆者達、ここでのタスクとして入手した2つのスペシャルリサーチ、欲しいポケモンのレイドバトル、そして先述していた色違いポケモンが目的となる。基本的にはスペシャルリサーチを進めるのがメインでその過程や後に色違いを捕まえる、ということになる。

というわけでスペシャルリサーチを進めていくわけであるが、リサーチの内容として、特定のタイプのポケモンを捕獲したり、写真を撮ったりする必要があった。そのためにスつ減するポケモンによってエリア分けされている公園内を巡るわけである。

 

 

それぞれのエリアにこのように出現ポケモンが写っている看板があるのでそこでポケモンを捕まえてリサーチを進めていくのである。

 

 

とはいえ、リサーチ自体は難しいものはなく

 

集中してやったので余裕で時間内にこの2体はゲットすることができた。

 

ここからは色違いが目的となってくるが、それについては後に置いておいて、中島公園内の今イベントのオブジェクトを紹介しよう。

 

 

 

 

クソデカピカチュウバルーン 今イベントの一番大きいモニュメントであった。背中側には排泄物を出すと思われる穴が。ここには救護室や技術トラブルサポート、飲み物やスマホの周辺機器を売る売店があったりと中心となる場所だった。

 

 

 

3つのチームのリーダーのパネルが置いてあり、ユーザー間の交流を図るスペースもあった。筆者が行ったときは全然人がいなかったが...

 

 

 

 

時間が決まっていたがロコン2種と写真を撮れるタイミングもあった。小さな子供たちからたいへん盛況なようだった。俺ら?時間がなくて一緒に撮れなかったよ...

 

 

 

20時ちょうど、遂に筆者たちのPokemon GO Festは終わりを迎えた。中島公園を5時間半、札幌市内を含めれば約8時間、歩き続けた筆者の成果は...?

 

 

 

 

 

 

 

 

色違いは、9体!

 

 

 

 

 

 

 

いやちょっとまて

 

 

 

 

 

 

 

 

猿いねえ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘だろ、あれだけやって猿0?ヤナップ含めても?頼むナイアン、ビードルとか色違いたくさんいるから1体くらい猿にしてくれないか?ここで捕まえられなかったらもうほぼチャンスねぇんだ。頼むよ......

 

 

ちなみに友人Aは両方捕まえてたし何なら色違いの総数も筆者より多かった。許せねえよまじでよ。

 

 

 

これにて筆者たちのPokemon GO Festは幕を閉じた。そう思っていたのだ。ここにいる誰もが。

 

 

 

4.Pokemon GO Fest 翌日の部

Pokemon GO Festも終わり、この日は札幌市内を観光して帰ろう、という予定だった。だが特に予定を決めているわけでもなく市内の地下道をぶらぶらしていたのだが、当然ポケGOを見ながら歩いていた筆者達は気づいた。

 

 

 

 

ストップ復活してね?

 

 

 

繰り返しになるが、これは筆者がチケットを購入した日の次の日である。当然参加した日しかポケストップが出ないと思っていた筆者たちの予定は自ずと決まる。

 

A「集めるぞ、残り全部」

 

 

こうしてPokemon GO Fest 翌日の部が幕を開けた。

 

こうして残りの限定ポケストップを巡る筆者達なのだが、その道中でポケモンの催し物や写真を撮るスポット(公式によるとポケジェニックと言うらしい)を発見した。

 

 

今回が初実装となったデンジュモク

 

 

ピカチュウが音楽に合わせてランウェイを歩くショー

 

今年のイベントは会場となっている公園だけではない、町全体が盛り上がっているのだ。筆者が以前参加したリアルイベントはここまでの規模ではなかったので、ポケモンGOがその時より影響力の大きいものになっているのだとわかるものだった。

 

 

そんなこんなで歩き続けて1,2時間...

 

 

中島公園内含め、19個のイベント限定ポケストップ巡りが完了した。

 

当日に約8時間、翌日に3時間ちょっと、合計11時間の歩みの末全ての目的を達成した筆者達。これでやっと筆者達のPokemon GO Festは真の終わりを迎えたのであった。

 

 

最後に焼き肉を食べて札幌を旅立ったのだった。っぱ肉だよなあ肉。

 

 

 

終わりに

ここまで長々と書いてきたがやっぱ楽しいわ、リアルイベント。ここでしかできない体験をちゃんとさせてくれたし、基本的に行ったこと無い場所に行くことになるので新鮮な気持ちでポケモンGOができる。当初は初実装のポケモンが目当てで行った今回のイベントだったが思いの外楽しむことができた。未だに猿の色違いが出なかったことは根に持っているがまぁ、9体捕まえられたしいいかな。

 

実はこの後にも27日にフィナーレのイベントがあり、そこではデンジュモク含めた実装されたウルトラビーストのレイドが開催された。筆者はほとんどマッシブーンにツッパしたのだがあまりいい成果を得られずだった。

 

 

こんなかんじで終わった筆者のPokemon GO Festだったのだが、これを見てPokémon GOまた触ろうかなとか、リアルイベントに行く上での参考になったとか思ってくれたら感無量である。みんなはちゃんと内容確認して参加しような。

 

 

今回はここまでにしようと思います。8月は投稿できなかったので9月は何かしら投稿できればイイなと思います。まずはネタがあるかどうかだけど...

 

見てくださった方、ありがとうございます。それでは次の記事でお会いしましょう

 

 

 

これは27日に捕まえたマッシブーンの群れ

【美少女争奪戦】自分のヒロインレビューを自分で添削してみた【あと全体振り返り】

皆さんこんにちは、好きな声優は種崎敦美、ゆきめです。

 

7月も中盤に入り、本格的に暑くなってきました。しかし筆者は住んでる場所が場所なだけに全く夏になった感覚がしません。国内で唯一梅雨に取り残された男。

 

 

さて、筆者は先日『第3回お家でポケモン!美少女争奪戦』という大会に参加しました。この大会についての全体の振り返りと筆者が実際に提出した黒歴史(ヒロインのレビュー)が今回の記事の内容となります。当大会の概要についてはこちらです

 

naitoharutolovenanami.hatenablog.com

 

 

出場のきっかけについて少し触れると、まず筆者はナナミロクのファンです。(突然の告白)開催を知った時点の筆者はポケモンもエロゲもモチベが下がっており、これがモチベをあげるきっかけになればと思い参加を決めました。(常にモチベを保てている方からすれば失礼な理由かもしれませんが...)

 

 

 

それでは大会の振り返りに移っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポケモン大会編

1日目のポケモン大会、参加者30人を6グループに分け、総当たりをし、上位1名のみ本選に上がり、景品ゲットのチャンスがあるという厳しいルールでしたが筆者の成績は....

 

 

 

1-3 予選敗退

 

 

もう少し詳しくまとめると

 

1戦目 ポットデスのからやぶバトンにぶっ飛ばされて負け

 

2戦目 ドヒドイデを崩せずTOD負け

 

3戦目 初手ダイマサンダーからのバトンを捲れず負け

 

4戦目 いちげきウーラオスがぶっ壊れだったので勝ち 

 

 

ていう感じでした。流石に不甲斐なさを感じましたね。特に2戦目、パーティにドヒドを倒せるポケモンがいたにも関わらず、選出せずTODになりました。運営目線でも時間押すから迷惑だと思うので申し訳なかったです。(筆者はTOD仕掛けた側です。それで負けてるんだからダサすぎる。)

 

何かいいプレイングなかったか対戦の動画見返したんですがマジでなかったですね。4戦目もウーラオスが強かっただけだし。

 

 

あまりにも不甲斐なかったのでポケモンのモチベは上がりました。結果的には目標を達成したことになりましたね。

 

 

 

 

 

ヒロインレビュー編

ここから本題のエロゲヒロインのレビューについての振り返りになります。

こちらが筆者が投稿したレビューになります。

 

 

 

 

というわけで筆者が選んだヒロインはPieces/シリーズの君原結愛ちゃんです。

実はあと一人候補のヒロインとして「RIDDLE JOKER」の三司あやせがいたのですが、彼女が天下のゆずソフト作品のメインヒロインであり、知名度が高く、他の参加者と被る可能性、知名度が高くない結愛を多くの人に知ってほしいという気持ちが勝り、結愛でいくことにしました。

 

このレビューができた経緯を軽く説明すると、自分の素直な彼女への気持ちを表現しやすいと思い、所謂「恋文型」を選択、ゲームをやり直して彼女の本質が出ていると感じたシーンについて書くことにしました。

 

 

さて、添削をしていくにあたり、実際に当日の生放送を見た筆者は評価が高いレビューは以下の要素があると感じた。

 

・あふれ出る狂気

・オリジナリティ

・具体的なヒロインの魅力

 

この3点だと感じた。上から順に見ていこう。

 

1.あふれ出る狂気

なんとなくわかると思うが、頭がおかしい文はそれだけで印象に止まりやすい。勿論理性ある文章が絶対選ばれないわけではないので必ず必要な要素というわけではないが、運営が選んだ4人中3人が正気じゃないことから無関係ではないだろう。実際見ててしゅきしゅきガノンドロフとか幻覚が見えたり幻聴が聞こえてる人には勝てないと思った。

因みに筆者もこのタイプのレビューを書くことは考慮したが、どうせやってる人たくさんいるだろう、という逆張りの精神が働いて却下してしまった。

 

2,オリジナリティ

ここからが今大会の必須条件となるものである。これに関しては評価基準に記載されてるのでなかったらお話にならない部分であると思っている。

先程狂気がにじみ出てるとか、正気じゃあないとか割とひでえこと書いたが、選ばれた方々のレビューからは狂気の出方にもオリジナリティを感じられたのだ。ヒロインがイマジナリー彼女として同棲している妄想、においを嗅いでいた途中にガノンドロフになったり、PCから彼女の幻聴が聞こえたり...ひとこと狂気といってもいろんな表現があるのだと思い知らされた。

狂気があふれてなくても、終わりを読点で締めることで文字数には収まりきらない愛を表現する手法やヒロインの劇中でのセリフを引用するといった文の構成や言葉選びといったレビューそれぞれの「個性」を感じられた。これを基に自分のレビューを見返したのだが....

 

 

俺「オリジナリティ、どこ?」

 

 

特に他のレビューに見られなかった特徴的な手法が見られるわけでもなく、独特の言葉選びがあるわけでもない。言葉選びに関しては他の人の意見も聞かなくてはならない部分かもしれないが、つまりがこれといった大きな特徴がない文になってしまっているのである。多分1,2時間インターネットを潜ってたら似たような文章が出てくる気さえしてきたのでこれを見た方はどうか探さないでください。

 

 

3,具体的なヒロインの魅力

先に言っておきますがこの3つの要素は下に行くにつれて重要度が上がっていきます。つまり、ここが一番大事だと筆者は考えています。

そんなのあたりまえ体操なんですよね。知らないヒロインが出てきたとき、彼女がどういう人かを伝える最も大きな要素なんですから。例え正気を失っていようと、皆さんここは絶対に死守していました。そこで改めて自分のレビューを見直しました。

 

 

俺「なんか、ぼんやりしてるなぁ...」

 

 

筆者が書いた彼女の魅力は前半の「あの時の結愛は人見知りで、ちょっとしたことですねたり、人嫌いで、ちょっと偏屈で、そして、寂しがり屋な女の子。」の部分と後半の「でも、俺は知ってるんだ。結愛の優しさを、強さを、弱さも。」の二か所。前半の部分はまだわかるとして問題は後半の部分。表現がかなり抽象的で本質的な部分が何もわかりません。

少し自己弁護させていただくとここの部分は詳しく書くと完全にネタバレになるなと思ってぼかしたというのがあります。それで結果的に得られる情報量が減ってるんだからそりゃあ魅力伝わらないよね、って話です。そこをぼかすならネタバレにならない人柄的な部分でもっと彼女の魅力を伝える文を入れるべきだと思いました。

上記でこのレビューは「恋文型」であるといった通り、この文は結愛に読んでもらうことを意識して書いたものなんですが、実際に読むのは当然審査員の方達なので、このレビューを見る、評価する人に対する意識が致命的に欠けていた、そんな文だと改めて見返して感じました。

 

 

ここまで評価の高いレビューの特徴を見てきて、改めて自分のレビューを読み返した時、抱いた感想は、これは自分だけが気持ちよくなるための文だな、といったものでした。実際書いてるときは「俺天才かあ?」と思いながら書いてたしあながち間違ってないなーと思います。

おそらくこんなラブレターを渡された結愛もあきれ顔でこちらを見てくるに違いありません。うう...ごめんな、結愛... 俺こんな稚拙なものしか書けなくて....

 

 

 

おわりに

ここまで見ていただいた方、ありがとうございます。添削といっても明確な答えが無いものを、1個人の意見でしたに過ぎません。なのであまり真に受けたり自分はどうだったかとか考えないことを推奨します。

 

逆に、こういう点も評価していいんじゃない、とかそういった意見も出てくるかと思いますが、そういったものは是非参考にしたいので、ガンガン筆者を殴りに来ていただければと思います。

 

最後となりましたが、このような楽しい機会を作っていただいた運営の皆様には感謝以外ありません。ポケモン、エロゲ共にいい刺激を頂きました。これからはこれら両方とより真剣に向き合い、精進することにします。

 

 

それでは今回はここらへんで筆をおくことにします。改めて、美少女争奪戦運営の皆様、本当にありがとうございました!

 

 

次回参加する人たちへ、どうか、俺のようにはなるな

没デッキ供養の会 「皇帝ペンギン2号」編

どうもこんにちは。最近世界の広さを思い知りました、ゆきめです。

 

 

さて、筆者ことゆきめは多くのカードゲームをやっております。ポケカ遊戯王をはじめ、最近はバトスピやデュエプレに浮気してみたり...

 

そんな私、ガチ寄りだったりカジュアルな物だったり、いろんなデッキを組んできました。そこで、今回から「没デッキ供養」と称して今まで組んだクソデッキを紹介していこうかなと思います。

 

 

 

 

 

というわけで第一回となる今回紹介するデッキは「アマージョエンペルト」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそもどうして組んだの?

このデッキは、アマージョVの技「クイーンオーダー」で高火力を連打するために、エンペルトの特性「きんきゅうふじょう」を1ターンに4回、それを毎ターン使う、という動きをするデッキである。

 

 

 

 

このコンセプトを思いついたのはエンペルトが収録された「スターバース」発売からすぐの事である。たまたまカードリストを見ている時、少ないエネルギーで高火力を出せるポケモンVであることから目についたアマージョV、新弾のカードであることから、頭の片隅にあったエンペルトが合わせるカードとして思いつきこの2体のデッキを組むことにした。

 

 

 

 

完成までの過程

このデッキを組むうえで1つ参考にしたデッキがある。SMレギュの時に大会でも名前が出てきた「スッカラカン」である。

 

 

 

手札が無い時に高火力が出せるグランブルの技「スッカラカン」をメインウェポンにしたこのデッキは毎ターンアタッカーを用意しながら手札を0にすることが求められる。「アマージョエンペルト」はエンペルトの特性「きんきゅうふじょう」を連打しないと火力が出ないので、何回も手札を0にすることが要求される。レギュレーションの変化によって当時の構築と全く同じには出来ないが、当時の構築の方向性と近いカードを採用していって、デッキとなった。

 

 

 

デッキレシピと採用理由

アマージョV×4

エンペルト×4

ガラルニャース×3

クイックボール×4

ハイパーボール×4

スーパーボール×4

しんかのおこう×4

クラッシュハンマー×4

ふつうのつりざお×2

ターボパッチ×4

タフネスマント×4

ボールガイ×3

ピオニー×3

キバナ×2

ローズタワー×3

オーロラエネルギー×4

本草エネルギー×4

 

ここからはそれぞれの採用理由を覚えてる限り説明する

 

アマージョV、エンペルト

デッキのコンセプトなので最大枚数採用。特にエンペルトは全員トラッシュから出すのが目標となる。

・ガラルニャース

手札をトラッシュするシステムポケモン。残すかアマージョの弾にするかはトラッシュと相談

・クイックボール、ハイパーボール

ポケモンのサーチ兼手札を減らすのが役割。序盤から連打してエンペルトをトラッシュに送りたいのでフル採用。

・スーパーボール、しんかのおこう

クイック、ハイパーと違い、手札コスト無しで使えるサーチカードとして採用。「きんきゅうふじょう」で引いた時、盤面やトラッシュに左右されず、他のコスト無しで手札を一枚減らすこともできるのでこちらもフル

・ふつうのつりざお

アマージョやガラルニャースを使いまわすために採用。序盤で1枚コストになり、中盤以降1枚使う印象。

・ターボパッチ

唯一のアマージョが使えるグッズのエネ加速。やはりこのデッキでは手札を減らすため連打できることが重要。

・タフネスマント

アマージョの耐久をあげるため採用。高火力と言いつつもVMAXやVSTARをワンパンできるわけではないので1発耐えないといけない

・ボールガイ、ピオニー

主に使うサポート。手札調整がしやすく、使うと大体アマージョの技の準備が整う。

・キバナ

2種類目のエネ加速手段。好きなカードを持ってこれるので、手札調整をするカードを持ってくる。

・ローズタワー

「きんきゅうふじょう」で手札を吐ききれなかった時の救済手段として採用

・オーロラエネルギー

手札を減らせるエネルギーとして採用。エンペルトにつけて打点調整することもある。

・基本草エネルギー

手札に大量に来ると腐るので4枚におさえた。ターボパッチもあるのでトラッシュに1枚落としておきたい。

 

 

 

使ってみた感想

実際このデッキで一人回ししたり、友達と対戦したわけなんですが、率直に思ったのは、やっぱり大量にドローするのは楽しいですね。「きんきゅうふじょう」を使って、手札を全部吐いてからまた「きんきゅうふじょう」でドローする....  これには博士の研究といったサポートでは味わえない楽しさがありました。昔ゾロアークGXを使ってた時と近い楽しさがありましたね。

対戦の話をすると、当初は毎ターンエンペルトを4体射出して180点出すことを想定していたのですが、VMAXは3体射出の140点と4体の180点で合計320点、VSTARに関しては3体を2回の280点で回復して耐久してこないデッキに対しては想定より要求が低かったのは助かった点ですね。

 

当然ですが欠点もありまして、そもそも毎回安定して3回も4回も「きんきゅうふじょう」を使えない点ですね。採用するグッズやサポート等で何回も手札を0枚にできるようにはしていても、やはりどうしても吐ききれない手札にはなるもので、「きんきゅうふじょう」が2回で止まるとその時点でダメージレースに負けてしまいます。あとこのデッキ、毎ターンサーチを除き6枚も9枚もドローするのであっという間に山札がなくなります。勝負がつく時点では山札枚数が残り一桁は日常茶飯事、5枚以下やそもそもLO負けもざらにありました。

 

 

 

改善点、このデッキを通して得られたもの

改善するべき点としてはまず採用するグッズですね。エネルギーが2枚以上手札に来ないこともあったのでピオニーからサーチできるエネルギー転送は入れるべきだったと思います。

あと採用するポケモンに関しては、今だとトラッシュから出てこれる特性「ならくのうらもん」をもつゲンガーは採用してよいカードだと思います。山札を減らさずに蘇生できるカードが増えれば、火力の安定、山札切れの問題はかなり楽になりますね。

それぞれのカードの配分に関しては正直今以上にいい配分が思いつかないです。実際に回してみて調整するしかないと思っているのでゲンガーを入れてもう一度組むのも有りなのかな、とは思っていますね。あとこのデッキのために買うのかというお話ですが絶対ウッウロボはあった方がいいです

 

このデッキの構築の方向性は他のデッキの構築にも役立つと感じていて、例えば「はっぽうやぶれ」という上記の「スッカラカン」と似た効果を持つ技を持つヒスイウインディのデッキを考える際に使えそうだし、手札を可能な限り減らしてからポケモンの特性でドローして回していくというのは、ミュウVMAXデッキに近い考え方だと、気付きました。

 

 

 

 

 

デッキ構築において新たな知見を得られたのはやっぱりよかったですね。特に先程触れたヒスイウインディはある程度デッキのビジョンがあるので近いうちに組もうと考えています。

 

それでは次回クソデッキ供養の会「ぽいぽいシェイク」編でお会いしましょう。

 

水晶機巧ーハリファイバー お別れの会

皆様、お集まりいただきありがとうございます。今回お集まりいただいたのは他でもありません。この度、我々デュエリストが長い間お世話になり、多くのデュエリストに愛され、憎まれたカード「水晶機巧ーハリファイバー」が2022年7月1日より禁止カードに指定されます。

 

当記事はこの現代遊戯王を象徴する壊れ最強カードがどのようにして生まれ、どのような人生を歩み、そして禁止カードに至ったのか、その歴史を主観込みでお話して、彼の供養とさせていただこうと思います。

 

 

 



 

 

 

※今記事は上述の通り筆者の主観を多分に含みます。また、筆者は競技プレイヤーではないので、多くのエアプを晒すと思いますが、どうか温かい目で見守ってください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリファイバーってどんなカード?

こんな記事を見てくださってる時点でそんなのわかってるわ!という人が大半だと思うが、念のため話の中心である彼についておさらいしようと思う。

 

水晶機巧-ハリファイバー

リンク・効果モンスター

リンク2/水属性/機械族/攻1500

【リンクマーカー:左下/右下】

チューナーを含むモンスター2体

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。

(2):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

 

さて、親の顔より見たテキストですが、このカードの強いと思う点は大きく4つあると思っています。

1つ目はリクルート範囲の広さ。2022年6月時点でレベル3以下のチューナーは全部で334種類。実際は禁止カードや特殊召喚できないモンスターもいるのでもう少し少ないですが、これだけのモンスターにコストも必要とせずアクセスできるのは流石としか言いようがありません。シンクロ召喚を救済するために生まれてきたリンクモンスターを体現している効果と言えますね。

 

2つ目はシンクロチューナーの特殊召喚効果。最近では使わない展開の方が多いかもしれませんがこの効果マジで強い。出た当初はワンダーマジシャンを出して魔法罠を割りつつアクセルシンクロするのが主流だったが、後にフォーミュラシンクロンをだしてドローしたり、シューティングライザーで墓地肥やししたり、個人的には砂漠の飛蝗賊でハンデスしながら大型シンクロにつなぐといった使い方をしていた。おそらく、ここまでがこのカードの想定されていた使い方だろう。

 

3つ目は自身をリンク素材にできる点である。これはハリファイバーに限らないのだが、リンク召喚黎明期であった当時は「リンク素材にできない」という縛りをもつリンクモンスターがほぼいなかったのである。これによって、ハリファイバーはシンクロ召喚のサポートではなく、リンク召喚のサポートとして使われていくことになる。このカードの影響で後の強力すぎるリンクモンスターはリンク素材にできないという縛りがつくことになる。

 

最後はリクルートしたチューナーの効果が使える点である。「この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。」とあるので一見効果が使えないように見えるが、リクルートしたチューナーは一旦場を離れれば、効果が使えるのである。本来は、相手ターンにシンクロ召喚する水晶機巧チューナーであれば、出したターンは効果使えない制約あっても問題ないよねというデザインの元ついた制約なのだろうが、この結果、発動する効果ではない永続効果やルール効果を持ったり、墓地で効果を発動するチューナーは問題なく使え、特に自己再生効果持ちやトークンを生成するチューナーは軒並み評価をあげる事となった。この点もハリファイバーがリンクの数値を稼ぐリンク召喚のサポートとして使われるようになった要因だろう。

 

 

ここまででハリファイバーがイカレスペックモンスターなのは理解していただいたと思うので、次はこのカードが歩んだ道について話していこう。

 

 

 

祝え!最強のリンクモンスターの誕生を!

2017年11月25日、この日発売されたパック「LINK VRAINS PACK」に水晶機巧ハリファイバーは収録されました。この「LINK VRAINS PACK」はルール変更によって従来通りの動きができなくなったテーマへのテコ入れ(特に大量展開ができなくなった融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラム)、そしてルール変更によって離れていった人たちに戻ってきてもらいたいという目的があると思われる。

 

当時の環境は「SPYRAL」一強と言える環境であり、10月の制限改定でライバルが軒並み規制されていたのだ。(因みに、筆者はこの時点ではまだ遊戯王を復帰していない。やってくれる相手いなかったからね仕方ないね)

 

この環境に殴り込みをかけたのがハリファイバー、さらに彼と同期の「彼岸の黒天使ケルビーニ」、「アロマセラフィー・ジャスミン」を使用した「植物リンク」といわれるデッキである。このデッキが水晶機巧ーハリファイバーが初めて環境で活躍したデッキと思われる。筆者はこのデッキの「マリリスワンキル」が死ぬほど好きで、何十回も動画で見たものである。

 

しかし、2018年1月、「SPYRAL」、「植物リンク」共に多くのパーツを規制されたことで、この2つのデッキは後に出てくるデッキに上位の座を明け渡すことになります。

 

 

 

多様化する環境と生まれてしまった最強兵器

SPYRAL」と「植物リンク」が規制された1月以降、群雄割拠とは言えないながらもいくつかのデッキが環境にいました。ハリファイバーを使う展開系デッキや、ハリファイバーを要とせずとも戦えるコントロール系のデッキ、複数のタイプのデッキが覇権争いをしていました。さらに最強レベルのフィニッシュ性能を持つリンクモンスター「ヴァレルソード・ドラゴン」が登場すると、このモンスターを簡単に召喚するためにあらゆるデッキにハリファイバーが採用されました。

そんな中、ハリファイバーは一人のある相方と呼んで差し支えないカードと出会う。それは前年の11月に登場していたリンクモンスター「サモン・ソーサレス」である。

 

 

     

 

 

効果を簡単に説明すると「リンク先のモンスターと同じ種族のモンスターをなんでもリクルート」です。リクルートするカードからまたリクルートするカード出すって、どんだけアド稼ぐつもりだよおい!

この2体のコンビは通称「ハリサモソ」と呼ばれ多くのデュエリストに恐怖されることになる。

ただ、「ハリサモソ」はこの程度では終わりません。サモソから繋ぐカードとして使われていたのは、「SPYRAL」を筆頭にあらゆる展開デッキに使われ、「植物リンク」の時からハリファイバーと共に戦っていた鉄壁のしょごりゅう守護龍こと、「ファイアウォール・ドラゴン」。めっちゃ雑に説明すると、無限に手札のモンスターを出すという頭イカレちゃったと思われてもおかしくない効果を持っていて、当時いろんなデッキで先行ワンキルに使われていたカードなのだ。

 

 

     

 

 

この「水晶機巧ーハリファイバー」、「サモン・ソーサレス」、「ファイアウォール・ドラゴン」この3体に展開を伸ばすために「ダンディライオン」を採用したグッドスタッフリンクデッキ、通称「たんぽぽサンバ」は大型大会に登場した8月頃から上位入賞者の使用率上位に食い込む。しかし、登場から多くのデッキの展開で悪さをしてきたことによってサモン・ソーサレスは2か月後の10月から禁止カードになってしまいました。さらに2019年1月の改訂で「ファイアウォール」、「ダンディライオン」が禁止、さらにハリファイバー本人も制限カードに指定されることになる。(現在ファイアウォールエラッタされ制限解除)つまり、この「たんぽぽサンバ」はデッキの中心のカードすべてが禁止を経験したことがあるというとんでもないデッキになったわけですね。

余談だが、筆者が遊戯王を復帰したのが丁度この時期である。大会出てないとはいえとんでもない時期だったんだなぁ....

 

 

 

最強の神子と最強のドラゴンたち

サモソもファイアウォールも失ったハリファイバー、相変わらずヴァレルソードの踏み台として使われていた。そんな1月初旬、登場したのはハリファイバーへ繋ぐイカれた女、「星杯の神子イヴ」 ドラゴンをあらゆる領域から出す【守護竜】これらのカードによってハリファイバーは再び環境の中心に躍り出る。

 

 

      

 

 

星杯の神子イヴ」はS召喚で出てくるとデッキから蘇生カードをサーチし、墓地へ送られるとデッキから星杯モンスターを出せるので、単純なアドバンテージ量がハリファイバーを超えており、このカードを経由してハリファイバーを出せば宇宙というのはデュエリストの多くが知っていることだろう。筆者も昔はお世話になりました。

守護竜】はリンクが1と2のドラゴン族リンクモンスターで、リンクマーカーが2つ向いているモンスターゾーンに「エルピィ」が手札、デッキから、「ピスティ」が墓地、除外ゾーンから、「アガーペイン」がエクストラデッキからドラゴン族を出すことができるので、これでサーチや墓地蘇生ができるドラゴンを繰り返し出したり、制圧効果持ちを引っ張ってくるのである。

これらを採用した「ドラゴンリンク」というデッキは先行制圧からワンキルまで、なんでもできるデッキとして環境を席巻していったのだった。制圧だけならいい、なんでデッキパーツあまり変えずにガンドラワンキルできるんだ

そしてドラゴンリンクがシェア率トップ、何より他のデッキに比べて相手に何もさせなくする力が大きすぎると判断されたためか、10月に「ドラゴンリンク」は「アガーペイン」の禁止を筆頭に多くのデッキパーツを規制され、さらに2020年4月には「星杯の神子イヴ」「エルピィ」も禁止となり、環境から姿を消すことになる。

 

 

 

 

現代にも伝わる魔法の呪文の始まり

「ドラゴンリンク」の規制によってまた相方を失ってしまったハリファイバー。次に目を付けたのはハリファイバー自身の後輩にあたるカードです。

その名は「幻獣機アウローラドン」11月に発売した「LINK VRAINS PACK3」に収録されたカードである。

 

 

    

 

 

召喚した番、これ以上リンク召喚できない代わりにトークンを3体生成する効果、モンスターを2体リリースしてデッキから幻獣機を特殊召喚する効果を持つリンクモンスター。このモンスターとハリファイバーの効果で出したチューナーを合わせればほとんどのレベルのシンクロ、ランクのエクシーズを出すことができるし、大量の制圧効果持ちモンスターを並べることができる。これらの展開を人々は「ハリラドン」と呼び、広まることになる。

しかし、実はこのギミック、この時点では環境で使われることはほぼありませんでした。展開力に関しては他の環境デッキを凌駕するものだったが、手札誘発などの妨害に他デッキより脆いといった点、あとここまでの全体的なカードパワーの上昇によってこの時点ではあまり使われなかったのだ。まあ、当時はハリ出すよりも簡単に出せる公式オリカと揶揄される激ヤバカードがいたしね。

この「ハリラドン」が環境で大暴れするのはもう少し先の話となる。

(ハリラドンって人によって呼び方がちょいちょい違うらしいのですが当記事ではハリラドンで統一して呼びます。)

 

 

 

激ヤバヒトデと魔の〇〇破壊ウィルス

ドラゴンリンクの規制からしばらくの間、ハリファイバーをメインギミックとしたデッキは環境に出ていなかったが、風向きが変わったのは2020年1月、新弾のノーマルとして登場したカード「リンクロス」。リンクモンスターを素材に要求するこのカード。これによってハリファイバー」はまた1つ上のランクへ上がることになる。

 

 

       

 

 

素材としたリンクモンスターのリンクマーカーの数までトークンを生成するこのカード、ハリファイバーを素材とすると2体のトークンが生成される。このトークンはリンク素材にできないが、これがハリで出したチューナー、さらにハリを出すために使った神子イヴが出したモンスターと合わさると、たちまち宇宙となる。ハリファイバーから「幻獣機オライオン」を出し、オライオンとトークンで「武力の軍奏」、武力の効果でオライオンを蘇生し、オライオンのトークンと武力で「彼岸の黒天使ケルビーニ」を出す展開は「ハリリンクロスケルビーニ」と呼ばれ、カジュアルのあらゆる展開に利用され(筆者も重宝してました。)環境においても、「リリーサークラウソラスドラグーン」という遊戯王屈指の理不尽地獄盤面を形成するのに使われた。

この展開は4月に神子イヴの禁止、7月に「リンクロス」本体の禁止でできなくなるのだが、実はこの展開、強力な割に環境で活躍できなかったのである

 

このデッキ いや、すべてのデッキに対して待った」をかけた存在がある。そう、コロナウィルスである。1月に登場し、オルフェゴールや閃刀姫といった当時の環境トップとしのぎを削り3月になった頃、コロナウィルスによって大会が行われなくなり、その結果、環境の変化というものが非常に分かりにくいものになってしまった。

 

それでも、「リンクロス」は7月で禁止カードになった。これが何を表しているのか。それはこのカードが大会が行われていないにも関わらず、172日という非常に短い期間で禁止となったということである。172日は歴代5位の速さであり、これが大会が行われず、結果が少ない中禁止になったのだからとんでもない。もしコロナが来なかったら最速禁止になってもおかしくないと思える、そんなカードであった。

 

 

 

 

切り札の世代交代 そして穏やかな季節

実はもう1体、ハリファイバーの使い道に変化をもたらしたカードがある。それがリンクロスと同時に登場したカード「アクセスコード・トーカー」である。

 

素材としたモンスターのリンクマーカーの数分打点が上がる効果と最大で6回使える破壊効果、自身の効果に対して」相手は効果発動できないこの大量破壊兵器の登場によって、今まで「ヴァレルソード・ドラゴン」が担ってきたフィニッシャーの役割を多くのデッキは「アクセスコード・トーカー」に譲ることとなり、間にリンク3の「神聖魔皇后セレーネ」をはさみ、このアクセスコードを出す展開は「ハリセレーネアクセス」と呼ばれ、今日まで多くのデュエリストに唱えられている。

 

さて、コロナに人々が順応し始めてオンラインの大会が行われたり、コロナがある程度落ち着いて大会が再開され始めたのだが、結論から言うと、ハリファイバーを要とするデッキは2020年度はあまり活躍しませんでした。勿論、アクセスコードを出すために多くのデッキに投入されていたのは事実ですが、この年は10月まで「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」が使え、このカードはハリファイバーを使わずとも「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」を使えば簡単に出せるので複雑な展開をする必要が無い点、当時の環境は新しいテーマである「ドラグマ」やその「ドラグマ」出張させた「シャドール」や「召喚獣」、「エルドリッチ」、「ドラゴンメイド」、「電脳堺」、「鉄獣戦線」、以前から環境にいたデッキだと「閃刀姫」や「十二獣」、「幻影騎士団」といったデッキが戦っていた。

これらのハリファイバーを使わないデッキが環境にいた大きな要因が1つある。それが2020年からのルール変更である。2017年から3年間施行された新マスタールールだとエクストラデッキからモンスターを出す場合、EXモンスターゾーンか、リンクマーカーの先のメインモンスターゾーンにしか出せなかったのだが、2020年のルール改訂によって、融合、シンクロ、エクシーズモンスターはその制約から解き放たれ、自由な場所に出すことができるようになった。これによって、横展開はあまりできないが、強力なモンスターを出すことができる「シャドール」や「召喚獣」といったデッキでも環境に入ることができるようになったのだ。

 

このようなことによって、この時はハリファイバーはいつ禁止に指定されてもおかしくない、という状況から解き放たれ、しばしの安らぎを手に入れたのである。

 

 

 

え?遊戯王異世界無双!?

2021年8月、とあるテーマが登場し、後にハリファイバーは再び環境の中心に舞い戻ることになる。

それが「勇者ギミック」、「勇者トークン」とこのトークンがいると強力な効果を使えるカード達で戦うテーマである。このテーマにいる「流離のグリフォンライダー」が契機となった。

 

 

     

 

 

この「流離のグリフォンライダー」、勇者トークンがいると相手の効果を何でも無効にできるのだが、このモンスター、あまりにも簡単に出てくるのである。本来このような妨害効果を持つモンスターはそれなりの手順を踏んで出てくるのだが、このモンスターは勇者ギミックの性質上手順がかなり少ない。これによって、グリフォンライダーの無効効果を構えてから動ける展開系デッキが環境の勢力図を変えていったのである。

 

少し時が過ぎて2021年10月、遂にこの「勇者ギミック」はハリファイバーに目をつける。正確にはハリファイバーだけではない。上述した魔法の呪文「ハリラドン」である。ハリラドン」が抱えていた妨害に弱いという欠点を事前にグリフォンライダーを置いておくことで克服しようとしたのだ

ハリファイバーを出すギミックとして効果を持たないモンスターがいると強力な効果が使える幻竜族テーマ「天威」を採用したデッキ「天威勇者」は10月の制限改訂によって上位デッキが規制されたのもあり、みるみるシェアを伸ばしていき、2022年1月時点で環境トップの一角と呼べるデッキとなったのだ。

 

このデッキの終わりは2022年4月。この時の制限改訂で1月時点で準制限となっていた「勇者ギミック」の初動である「アラメシアの儀」と「聖殿の水遣い」が制限カードとなる。これによって初動が2枚になってしまった「勇者ギミック」は安定性がガタ落ちし、「天威勇者」もシェアを下げていくことになる。しかし同月4月末、ここで登場したあるカード達が「天威勇者」とハリファイバーを終わらせることとなる。

 

 

 

 

弾ける炭酸 そして伝説へ

今年4月に発売された「POWER OF THE ELEMENTS」にて新しいテーマ「スプライト」が登場。このテーマはレベル、ランク、リンクが2のモンスターたちで戦うテーマなのだが、ハリファイバーも当然リンク2。使うことができるのだ。ハリファイバーが無くても十分強い動きができるこのデッキ、ハリファイバーを使うことによって、なんとハリで持ってきた「灰流うらら」や「エフェクト・ヴェーラー」といった手札誘発といったカードを「鬼ガエル」でバウンスして使えるというのだ。流石に要求値が高い動きなので実際の対戦でできるかどうかは疑問だが、「スプライト」にとってハリファイバーが展開を伸ばすことができるカードなのは間違いない。

 

そして6月12日、7月からの新禁止制限が発表され、そこの禁止カードの欄に「水晶機巧ーハリファイバー」は名前が載ることになった。禁止制限を決めるにあたって、最も参考にするであろう4,5月の大会は本当に「スプライト」一色だった。今でこそ6月に出たイシズの新カードを採用した「ティアラメンツ」が結果を残しているが、発表の時期の問題でこのようなことが起こるのは仕方ないのだ。

 

こうして「水晶機巧ーハリファイバー」の最期は別のリンクモンスターへのつなぎではない、ほとんどの人が思いもよらなかった形で迎えることになったのだった。

 

 

 

 

ハリファイバーへ捧ぐお別れの言葉

ここからはから見た筆者から見たハリファイバーについてお話していこうと思います。

上ですでに少し触れましたが、自分が遊戯王に復帰したのは2018年ですが、再び興味を持ったのはもっと前、2016年の終わりでした。それからすぐルール変更でリンクモンスターなしでは展開がやりづらくなり、多くの人が遊戯王から離れるきっかけになってしまったのだが、そんな事態を救ったのがハリファイバーでした。多くのデッキで出すことができて、簡単に展開を伸ばせること。これは今まで話した環境よりもファンデッキの方が影響が大きかったのです。今までは出来なかった展開を多くのデッキができるようになる。これは多くのファンデッカーを救い、人によっては救世主だと考える人もいます。間違いなくこのカードはリンクショックで暗雲が立ち込める遊戯王を救ったのです

 

自分がハリファイバーを初めて使ったのは2020年の始め、まだ神子イヴとリンクロスが使えた時期に「ジャンクドッペル」で使おうとしました。この時点ではまだリンクマーカーが無いとアクセルシンクロができなかったのもあり、当時の自分はハリファイバーやイゾルデといったリンクマーカーが2つ下向きのモンスターが必須だと思っていました。

その後ルールが変わりリンクマーカーの先に出す必要がなくなった直後、自分はこの時期にハリファイバーは禁止になるのではないかと思っていました。リンクモンスター無しで融合、シンクロ、エクシーズモンスターが横に並べられるようになったので、ハリファイバーは役目を終えたと思っていました。しかし、神子イヴ、リンクロスの規制によってハリファイバーが生き残った時、「ハリファイバーはもう遊戯王のインフラの一環なんだ」そう確信した自分はこのときからハリファイバーを使うのにためらいがなくなったわけです。

それから多くのデッキで採用しました。俺の復帰のきっかけになった「インフェルニティ」に始まり、「氷結界」、「魔鍵」、「氷水」、最近だと「P.U.N.K」や「代行天使」。他にも使うことを考えたデッキならまだまだたくさんある。俺はデザイナーズコンボやインターネットで拾ってきたコンボばかりで自分でコンボを考えられないので、自力で展開を思いつく人はもっとハリファイバーを活用しているだろう。俺の知らない所で数多のファンデッキが嘆き苦しみ、物によってはリペア不可能となったものもあるだろう。それらのデッキが新規などによって復活することを願うことしかできない。

 

 

水晶機巧ーハリファイバー」、彼は多くのデュエリストに希望と絶望を与え、好意も悪意も受け止めた、間違いなく現代遊戯王の英雄である。俺たちが進んでいる闘いのロードは彼が切り開いた道である。この道を歩んだその先で、再び彼に出会えることを信じて今日も俺たちは前に進むのだ。

 

 

 

     

 

 

 

ありがとう、「水晶機巧ーハリファイバー」また会う日まで...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、マスターデュエルだとまだ使えるんですけどね。

 

【きゃべつそふと】ジュエリー・ハーツ・アカデミア体験版 感想 【しらたま先生万歳】

皆さんこんにちは、ゆきめです。

今の筆者はとあるものの影響で情緒を破壊されているので早速本題に入ります。

 

というわけで「きゃべつそふと」様から、今年の7月下旬に発売の18禁ゲーム「ジュエリー・ハーツ・アカデミア」の体験版を遊んだので感想等についてお話していきます。

 

 

 

※この先「ジュエリー・ハーツ・アカデミア」体験版フルバージョンのネタバレを含みます。

※この体験版には18禁要素のあるシーンはありませんが念のため18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

 

 

 

 

 

 

 

まさかの直撮り



 

 

 

 

 

 

きっかけ

筆者がこのゲームに出会ったきっかけは、筆者の敬愛するイラストレーターの一人、しらたま先生が原画を担当しているということで知ったのだ。しらたま先生は何年か前「ご注文はうさぎですか?」の同人誌で知ったのだが、すばらしいロリッ娘のイラストを多く書いている方だ。というか筆者がよく見るイラストレーサーさんは大体ロリ書いてる。

以前からきゃべつそふとのゲームにしらたま先生が携わっていたのは知っていたが、18禁ゲームを本格的に遊ぶようになってから初めて発売される新作なので楽しみにしていたという次第である。

 

 

 

 

どんなお話なの?

フリギア王立ジュエリー・アカデミア

そこは意志(ジェム)と呼ばれる不思議な宝石を研究する学園。主人公ソーマ・ジェイスはアカデミアに眠る『賢者の石』を探るべく、エージェントとして『クラス・ダイヤ』への潜入を試みる。しかし……彼が配属されたのは謎の新設学級『クラス・ペガサス』だった。

素性を隠す外国のスパイ・ソーマ。
剣にしか興味のない女子・ベルカ。
誰ともつるまない孤高の不良・ヴェオ。
獣人にして稀代の才媛・メア。
成績も態度も最悪の王子・マークス。
唯一まともなクラスの良心・アリアンナ。

ペガサス組に揃ったのは目的も国籍もバラバラな6人の少年少女。彼らはしばしば反発し合いながらも、やがて世界を脅かす危機に直面することになる。

『石喰い』

それは、ノヴァ大陸全土を石化せんと迫る謎の災厄。その最前線に位置した彼らは、元凶の組織《メデューサ》との闘争に巻き込まれていき……?

「いくよみんな──わたし達の全力を、思いっきりぶつけてやろう!」果たしてソーマはミッションを達成できるのか。そして、大陸を喰らう石化の脅威に打ち勝つことはできるのか。世界を羽ばたく意志と絆の冒険譚──ここに輝く。(引用元:ジュエリー・ハーツ・アカデミア 公式ホームページ)

 

もっと短くまとめると、『賢者の石といういろんな意味でヤバいものを手に入れるため、不思議な能力を持つ少年少女しか入学できない学園に生徒として潜入する主人公。そこで出会ったクラスメイト5人と共に学園に、そして世界に襲い来る厄災に立ち向かう、という話である。

 

最初は主人公がエージェントで学園ものって某かんきつ類の名前のメーカーさんの作品と同じような感じか?と思っていたが、どうやらがっつりシリアスなバトルもののようである。

 

 

それでは、エロゲにおいて重要な(主観たっぷり)ヒロインの紹介

 

アリアンナ・ハートベル

間違いなく本作のメインヒロイン。主人公が所属することになるクラス「クラス・ペガサス」の学級長の女の子。まとまりのないクラスを持ち前のポジティブさで引っ張っていこうとする良心。箱入りのお嬢様だがどんな人にも分け隔てなく接すし、壁を感じさせない。

所持する『意志』は「天翔ける希望の羽」 大空を飛びたいという希望の力。

筆者は勝手に未来龍皇って呼んでる

 

 

 

 

ベルカ・トリアーデ

主人公のクラスメイトの一人で、強い相手と闘うために学園に入学した。男どうしの喧嘩に「混ざっていいかしら?」と聞くなど闘うことに関しては引くほど貪欲である。思いがけない収入が入ったときには新しい化粧水を買うなど美容に気を遣う普通の女の子らしい部分も。

所持する『意志』は「正々堂々たる千々の羽々斬」 剣に懸けては誰にも負けないという自負の力。

 

 

 

 

メア・アシュリーペッカー

入学試験を1位の成績で通過した秀才。あらゆる学問に通じていて、非合理的な考えをする人にはかなりの毒舌。未知こそが恐怖の元凶という考えを持ち、蛇が苦手なアリアンナのために徹夜で蛇の知識を叩き込んだりした。猫耳でロリって時点でもうかわいいの確定だよね。

所持する『意志』は「恐れ知らずは叡智の姫」 何物も恐れぬ英知の力。

 

 

 

 

ルビイ

石化現象を起こす組織「メデューサ」の幹部であり、主人公の幼馴染。主人公に対しては人懐っこく接し、主人公の危機をこっそり助けるが、クラスメイトに対しては強い敵意と殺意を抱いている。

所持する『意志』は「紅く赫く嚇怒の果実」名前はHPで出ているが、体験版には未登場。

 

 

 

遊んでみてどうだった?

ここからは実際に遊んでみた感想を語っていきます。

ストーリーに関しては現状概ね満足だった。この点はまだ体験版なので何とも言えない部分が多いが、製品版も十分期待できるものだった。

 

 

体験版では公式HPのあらすじまでの内容、主人公達が世界を石化しようとする組織「メデューサ」と初めて相対するところまでなのだが、この部分は間違いなく読んだ者全てしんどくなる(悪い意味ではなく)だろう。メデューサ」は学園に石化ブレスを放つドでかい蛇龍を連れて襲撃し、学園の生徒達は各々の『意志』を用いて蛇龍に立ち向かうのだが、国をまるまる石化するような化物にかなうはずもなく。そんな中蛇龍に立ち向かった生徒を助けるためにアリアンナが飛ぶんですよ。アリアンナは主人公や先生の制止を振り切ってそのダイヤモンドの翼で蛇龍の攻撃を防ぎ、ブレスを躱しながら生徒たちを安全圏まで運ぶのだが、もうこのシーンは気が気じゃなかった。そりゃこんな序盤で死ぬなんてことないとはおもいますよ?まだえっちなこと何もやってないし。(最低すぎるメタ読み)彼女は作中でも「自分の『意志』は他の人たちに比べて特別秀でてるわけではない。もっと強い意志を持つ人はいる。」「この翼は誰かを守るためにあるんだ」とか言うんですよ。誰にも分け隔てない、裏表もないTHE・いい子みたいな子がですよ?

はあああ~~~~~~~~(クソデカ溜息)

 

こんな場面でそんなこと言うなよお~~~~

 

こうやって筆者はアリアンナに情緒を破壊されたわけである。

 

 

 

ふぅ...(すべてを吐き出した音)

 

こんだけアリアンナの事ばっかり書いてるが他のヒロインもちゃんとキャラが立ってるし、個別ルートに期待したいところである。

 

 

BGMもいいものがすごくいいものばかりであった。強いて言うならシーンと合って無くね?っていう場面がいくつかあったような気がする。

 

あとUIについてなのだが、チャプターへのジャンプ機能が無いのは少し気になった。(まぁ今までついてるゲームしか経験がないだけかもしれないが)

 

 

あと最後にどうしても見てほしいのがこのゲームのデモムービーなのだが、このデモムービー2つあり、1つ目は発表時点で出ており、雰囲気も明るいものなのだが、これが1か月前にでた2ndデモはだいぶ違う。まず曲の雰囲気が全然違うし不穏な表現がちりばめられている、体験版の終盤を思わせるものになっているのだ。こんなキラキラした表紙から繰り出されるダークな雰囲気のムービー、是非これを見てくれた方全員に見てほしい。てか曲がマジでカッコいい。マジでみんな見てくれ。

 

youtu.be

 

youtu.be

 

 

 

総評すると、全体的にはかなり期待できる作品という結論になった。

7月29日発売ということであと2か月近くあるので気になった方は是非体験版を遊んでみて欲しい。

皆も純真無垢なアリアンナに触れて限界化しよう!

 

 

 

 

 

PS 発売日当日、ゼノブレイド3も発売日なんだけど俺大丈夫か?多角的に死ぬんじゃないか?