限界日記

キモオタの黒歴史晒し場

没デッキ供養の会 ぽいぽいシェイク編

時は5月14日午前2時、筆者はPCでとあるADVゲームをしながらTwitterを眺めていた。そんなとき1枚のカードに言及するツイートが目に入った。

 

 

 

 

 

 

6月16日発売の「ポケモンカード151」に収録される「カビゴン」で、ポケモンセンターの店舗で発表されたものらしい。このカードの注目する点は勿論特性。トラッシュからポケモンのどうぐであるたべのこしを2枚回収できるのだが、このカードの登場で注目されたカードというのが「ぽいぽいシェイク」という技を持つマラカッチである。

 

 

 

 

ん? 待てよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか...以前何か言った覚えが......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乗るしかない このビッグウェーブに…!

 

 

 

 

 

というわけで第2回没デッキ供養の会「ぽいぽいシェイク」編の始まり始まり~

 

 

 

 

 

 

 

 

デッキレシピ、採用カード紹介

それでは早速デッキレシピがこちら

こちらのデッキ、レシピが完成したのが11月の初旬ということなので、D、E、Fレギュのカードが使える時点で考えたものになります。

回し方はヤレユータンVやキルリアの特性で手札にポケモンのどうぐを集め、ぽいぽいシェイクで投げ捨ててダメージを与え、トラッシュのポケモンのどうぐはグランブルの特性で回収、グランブルを回収ネットで再利用して継続的に高打点を出していきます。

 

 

ここからは採用したカードを一部ピックアップして紹介します

 

マラカッチ

このデッキの存在理由。

 

・ブルー、グランブル

組んだ時点でまともに使えそうな唯一のポケモンのどうぐサルベージ手段。

 

ラルトスキルリア

デッキを回すポケモンとして採用したが諸説枠。

 

ヤレユータンV

このデッキを組むきっかけのカード。このカードがなければマラカッチは面白そうなデッキ作れそう―、で止まってた。

 

・回収ネット

グランブルを再利用するのに使用。

 

・ふうせん

ヤレユータンをベンチに逃がす兼火力要因なので必須

 

・しあわせタマゴ

番が終わるとき手札カツカツなのでギフトエネルギーのかさましとして。

 

がくしゅうそうち

枠的に採用できそうな草エネルギーの加速手段がなかったので。

 

・ドローサポート

手札に抱えたいカードが多いので博士の研究やマリィといった手札全入れ替えするカードは不採用。

 

・キバナ

エネ加速手段その2。強すぎて言うことない。

 

・ギフトエネルギー

ドローソースとなるエネルギー。しあわせタマゴで書いた通り番の終わりに手札が少なくなるデッキなので。

 

 

 

 

ここで少しレギュ落ちの話をしようと思います。

今年に1月、ポケモンカードはスカーレット&バイオレットシリーズになり、それに伴って、それまで使えたカードの中で最も古いDレギュのカードがスタンダードで使えなくなりました。もちろんこのデッキにも影響が出ていて、それらのカードについて触れていきます

 

 

 

というわけでこんなかんじ。赤く塗りつぶした所がレギュ落ちしたカードですね。

1枚ずつ見ていきます。

 

・クイックボール

このデッキはベンチに出した時使える特性持ちはいないのでネストボールにすれば問題なし

 

・しんかのおこう

キルリアグランブルを持ってくるカードだが、手札コストもいらないカードなので割と痛手

 

・回収ネット

グランブルを再利用するカード。致命傷

 

・ふつうのつりざお

すごいつりざおが出たので大きな影響はなし。

 

・ふうせん

ヤレユータンで持ってこれる入れ替え手段。毎ターンヤレユータンを使うのが難しくなるので致命傷より。ヤレユータン抜いてツールボックスにする可能性あり。

 

・しあわせタマゴ

ギフトエネルギーのかさましだし、ちょっと手札補充難しくなるかな程度。

 

 

つまりこのデッキはレギュ落ちの時点でリペアがほぼ不可能なデッキだったんですね。

誰の目にも触れることなくひっそりと消えるはずだったデッキがこうして日の当たる場所に出すことができてよかったよかった...

 

 

 

 

 

 

使ってみた感想

一人回しを行った第一印象としては、回らん。

結構な回数一人回しを行ったんですが、安定して早期に殴り始めることも、安定した打点を出すこともできなかったです。

というのもこのデッキにおいて必要なものは2つ。

 

1、毎ターンマラカッチが技を使えるようなエネルギー加速手段

2.毎ターン手札に大量のポケモンのどうぐを抱える手段

 

この2つを揃えるために学習装置やキバナ、グランブルヤレユータンを採用してるのだがこれらのカードが滅茶苦茶使いやすいカードとは言えず、ひと手間かかったり、使いきりで再利用するのに手間がかかるんですね。つまり、このデッキにはマラカッチを介護するカードを介護するカードを入れる必要があること、さらにコンセプト上ポケモンのどうぐを多めに入れてるのでそれらが手札に集まりすぎても何もできなくなる、という問題があります。

他にもサポートの枚数やハイパーボールがデッキとかみ合っていないといった問題もあり、このデッキは対人戦という舞台に行くことができなかったものなのです。

 

 

 

 

 

 

改善案

ここからは序盤に紹介したカビゴンが登場することを踏まえ、このデッキのリペアの案を示していこう。

 

というわけで30分くらいで仮でレシピを作ってきましたはいドーン

 

カビゴン→151収録の物の代わりになります

では新しく採用したカードの解説を

 

カビゴン

最強強化カード。たねポケモンになったかつ起動効果になったのでグランブルに比べ格段に使いやすくなる。たべのこしが雑にコストにできるのもグッド。

 

ビッパビーダル

グランブルラインを不採用にしたので霧の水晶の呪縛から解放されたのでキルリアに代わって採用した。キルリアとどっちがいいかはわからん。

 

・あなぬけのヒモ

ふうせんが使えなくなり、カビゴンが前に縛られた時に逃がすカードが必要になったので採用。相手の糞鍵をどかすのにも必要。

 

ツールボックス

安定してベンチに逃がす手段を失ったヤレユータンVの穴埋めで採用。これだけポケモンのどうぐを採用しても期待値1.166枚なので現物増やして枚数調整していいと思う。

 

・勇気のおまもり

ポケモンのどうぐのかさまし。つけて役割があるどうぐがおとぼけスピットを耐えられるようになるこれが最もまともだと思ったので採用。

 

・ヒガナの決意

雑にたべのこしをトラッシュできるようになったので採用

 

・ナタネの活気

流石にエネ加速が学習装置頼りはまずいと思い採用。今回不採用にしたキバナとは調整次第で。

 

・ボスの指令

枠に余裕ができたので入れた。

 

・ショッピングモール

学習装置を使いまわしたいので採用。一番最初の採用候補にもいたが、その時は枠の都合で泣く泣く不採用にしていた。

 

 

 

 

1進化のラインがたねポケモンのみになったこと、回収ネットが完全に必要なくなったことから結構余裕が生まれ、サポート枚数にさけるようになり、結果的にボスの指令というサイドを取りに行くのに使うカードも採用できるようになりました。

ちなみに一人回しはしていません。なのでどの対面に勝てるか、とかそもそも本当に回るのかすらわかりません。最低でも最初に組んだやつよりかは快適なはず。てかそもそも環境に抗えるかどうかでマラカッチ選んでねえし…

 

 

 

 

 

 

おわりに

ここまで見ていただいてありがとうございます。実はこのデッキ、実戦に出してないだけではなく、知り合いにもデッキ考えていたことや持っていることを言ってないことを記事執筆中に気付きました。結構苦労して考えた割に全然回らん紙束同然のものなのでホント日の目が浴びるところに出せてよかったです。そういう意味でも本当に今回は供養してんな。

 

改善案のレシピも誰か組んでみて一人回ししてみてください。それで欠点や文句をいくらでも俺に行ってください。筆者はもう疲れたので遊戯王で遊んでます。バクエンノデュエリストヘン 5ガツ37ニチハツバイ!

 

 

それでは今回はここまで。次回の没デッキ供養の会をお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

...ところでもう没デッキの候補ないんだけどどうしよう?なんか特殊ルールで組んだやつとかでもええか?